which か that は基本的にはどっちを使っても同じなんだけど、例外が3つある。

前置詞が関係詞の前じゃなくて、関係詞節の中にある場合は that を使う

上の問題と似たような例で

We went to ABC park that we had gone to three years before.

のように to が後ろにある場合、関係詞は that じゃないとだめ。

先行詞が the only とか the best とかで限定されている場合は that を使う

He is the best friend that I can trust.

that って the みたいに「その」って限定する意味があるからかなと個人的に理解(思いこむ)。

非制限用法では that は使わない

まず制限用法と非制限用法ってなに、ってとこだけど、意味的には先行詞を制限するかしないかの違い。
見た目的には関係詞の前に , (カンマ)がある。

例を見ると分かりやすいよ。

制限用法:I have two apple which he gave me. 「わたしは彼にもらった二つのリンゴをもっている」
非制限用法:I have two apple, which he gave me. 「わたしは二つリンゴをもっていて、それらは彼にもらったものだ」

制限用法では、リンゴの話をしているんだけど「彼にもらった二つのリンゴ」に制限して話をしている。だから、二つのリンゴ以外にもっとリンゴをもっているかも知れないし、そこには触れてない。

非制限用法では、まず私は二つのリンゴをもっている。それで、そのリンゴは彼にもらったもの。なので、リンゴは二つしか持ってないし、彼にもらったということはリンゴの範囲を制限してない。なので非制限用法。

ここまでが制限用法と非制限用法。

それで、that が使えるのは制限用法だけ。非制限用法では that は使えない。

制限用法:I have two apple which (またはthat) he gave me.
非制限用法:I have two apple, which (thatはだめ) he gave me.

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1. 名詞・冠詞編
2. 代名詞編
ちょっと息抜き
3. 形容詞編
4. 副詞編
5. 比較編
6. 動詞と前置詞編
7. 時制編
8. 助動詞編
9. 受動態編
10. 不定詞・動名詞編
11. 分詞編
12. 関係詞編
関係詞編1 先行詞が「場所」の場合の関係詞
関係詞編2 which か that はどっちでもいい?
関係詞編3 先行詞 + which (that) は what で置き換えられる
関係詞編4 先行詞が省略されることがある関係副詞 where, when
関係詞編5 先行詞が人の場合は who, whom を使うけど例外もある
関係詞 まとめ
13. 仮定法編
14. 接続詞編
15. 倒置編
TOEIC文法を2ヶ月続けた感想