新形式対応!100点アップを狙うためのTOEICの勉強法と対策をまとめます!


目次

実はTOEICは試験対策が有効な試験

TOEICは試験対策が非常に有効な試験です。その理由は下記によるものだと思います。

テーマがビジネスという狭い領域に絞られている

ビジネスって難しそうと思うかもしれませんが、TOEICの出題範囲は、英検やTOEFLと比べると狭いです。

例えば、生物学や地質学などの問題は無く、普段一般の人が触れるようなシチュエーションを想定されてるので、勉強もしやすいですし、わからなくても、想像がしやすい傾向があると思います。

ライティング、スピーキングがない※

これも大きいですね。ライティングやスピーキングに必要なアウトプットの正確さを問われません。
またTOEICの出題形式であるリスニング、リーディングは、通常日本人が学校で学ぶスタイルなのでとっつきやすいです。

※ TOEIC S&W というスピーキングとライティングの試験もあります

全部マーク式で、一部理解できれば答えられる問題が結構ある

これは「技」の世界です。要するにTOEICには解法があるということです。

試験対策の色が強いですが、リスニングやリーディングで要点を理解する「技」を磨けば、ある程度は実践でも生きると思います。
効率的に対策して得点アップを狙いましょう!

TOEICの全体像 2016年5月から新形式に変更

TOEICはリスニング100問45分、リーディング100問75分の合計2時間の試験です。

問題構成は2016/5/29の第210回から変更がありこのようになりました。

パート
リスニング
2016年5月以降
2016年4月まで
Part 1写真描写問題6問10問
Part 2応答問題25問30問
Part 3会話問題39問 (大問13×設問3)
図・絵付き問題あり
30問
Part 4説明文問題30問 (大問10×設問3)
図・絵付き問題あり
30問

パート
リーディング
2016年5月以降
2016年4月まで
Part 5単文穴埋め問題30問40問
Part 6長文穴埋め問題16問12問
Part 71つの文章問題
複数の文章問題
29問 (1つの文章)
25問 (複数の文章)
28問 (1つの文章)
20問 (2つの文章)

パート別試験対策

まずは試験当日の問題の解き方を紹介します。私はこれに気をつけて公式問題集を解いて本番に臨んだところ、100点以上上がったことがある自信がある方法です。
2016年5月以降の新形式にも対応しました。

Part 1 リスニング 6問

Part1はリスニングの最初の問題ですね。一枚の写真が印刷されており、選択肢4つが音声で流れます。写真を一番的確に描写している選択肢を選ぶ問題です。

音声の前に写真を見る

当然ですが音声が流れる前に写真を見ましょう。
人物がいればその周辺を確認し、人物がいなければ中央周辺(全体の70%程の領域)を見ます。
隅っこにあるものや、よく見ないと見えないものは問題にはなりにくいので、そんなにマジマジと見る必要はありません。

わかりやすい名詞にだまされない

選択肢が4つ音声で流れます。選択肢一つ一つは短く、初めの方の問題は簡単ですが、中盤あたりから徐々に難しめの単語が出てきます。

そこで、リスニングの理解が十分でないと、写真にある「目立つ物」に気を取られ、その「目立つ物」が出てくる選択肢を選びがちなので、注意した方がいいです。

注意するべき例

写真: 男性が新聞を読んでいる。男性はテーブルをはさんで女性の反対側の椅子に座っている。

音声:
A 男性が新聞を折りたたんでいる
B 二人がお互いの反対側に座っている
C …
D …

写真を見た時になにか動作をしているものに目がいきがちです。
この場合は新聞を読んでいる男性に意識がいってしまいます。
そこで、「折りたたむ」をよく聞き取れなくても、わかりやすい「男性」「新聞」を聞き取り、不用意にAを選んで不正解になってしまいます。
気をつけて最後まで聞くことが大切ですが、それでももしうまく聞き取れなかったら「これだ」と思う選択肢を疑ってもいいかもしれません。
聞き取れないところは動詞や形容詞が多い印象です。また、前置詞の正確さにも気をつけた方がいいです。(写真ではリンゴが机の上にあるのに、選択肢では机の下にあるというようなケース)

特に難易度が上がる中盤の4問目以降は特に気をつけましょう。

Part2 リスニング 25問

Part2では、まず質問や文章が1つ読まれます。その音声への応答文の候補が3つ選択肢として読まれますので、ふさわしい回答を選ぶ問題です。
全て音声で、テスト冊子にはなにも情報はありません。

だいたいが疑問文に答える形式で、対策しやすいパートです。
疑問文でない文章に返す形式でも対策はあります。

とにかく初めの単語は死守!絶対に聞き漏らさない!

だいたいが疑問文なので、初めの単語が5W1Hのどれかであることが多いです。
例えばWhereで始まる疑問文なら、場所を含む選択肢を選べばOKです。

このケースは初めの5W1Hが聞き取れれば、残りは聞き漏らしてもなんとかなることが多いので、死守しましょう!

5W1H以外の疑問文の場合は時制を死守!

Did you〜? や Will you〜?といった形式の疑問文は、時制を聞き漏らさないようにしましょう。
時制が合わない選択肢はハズレの可能性がかなり高いので、これだけで解けてしまいます。

付加疑問文も時制を確認!

You called me yesterday, didn’t you?
このような文を付加疑問文といい、Part2で結構出題されます。付加疑問文も5W1Hではない疑問文と同じように時制に注意しましょう。時制が合っている選択肢を選ぶ戦略が有効です。

ただし、注意点もあります。
そもそも付加疑問文は単純に Yes/No を聞くよりも、「〜でしょ?」「〜だったよね?」というニュアンスで、念を押したり、確認をする疑問文です。
例えば「昨日電話したよね?」にたいしては「明日のミーティングについて話したいんだ」のように、背景となっている選択肢が与えられることもあり、時制が必ずしも合わないケースもあります。

疑問文ではないケースは単純回答の選択肢を除く

通常の肯定文が与えられるケースがあります。自然な会話になる選択肢を選ぶ必要があり、若干難しさが上がりますが、まず Yes や No で始まる選択肢は除外してよいでしょう。

上記の対策をすれば Part2 は結構解けると思います。

Part3 リスニング 39問

Part3では、2人か3人の会話が放送されます。それに対する設問と選択肢を読み、最も会話の内容に適している選択肢を選ぶ問題です。

音声の前に設問を見て準備

会話は印刷されてませんが、設問と選択肢は印刷されています。
ですので、会話が放送される前に、印刷されている設問に目を通して、何を聞かれるのかを事前に認識しておくのが効果的です。時間がないので結構テクニックが必要です。

設問は3つ、選択肢はそれぞれの設問に4つあるので、事前に全部に目を通すのはまず不可能です。
ですので基本的には設問のみをざっと見ましょう。一つ、2つ理解できればまずまずです。

設問を見ても頭に入ってこない場合は、選択肢を見る事で逆に何が問われているか分かる場合があります。選択肢を見ざるを得ないときは、はざっと見ることが重要です。「読む」というより、重要な単語を「ひろう」という感じです。

「何を暗示しているか?」という問題のハマりがちな罠

設問に「会話の中で”〜”と言っているが、何を意味しているか?」の様なものがあります。
”〜”のところは文章が一つ入るくらいの長さです。

心理的には、”〜”の部分を注意して聞こうとしてしまいがちなのですが、これは私の経験的にあまり報われません。

“〜”の文章は設問に書かれている訳ですから、その部分を注意して聞くよりも、全体を把握する事につとめた方がいいです。
全体感のイメージが残っていれば、後でゆっくり設問を見ると分かることもあります。

ということで、このケースの問題は”〜”のところに必要以上に神経質にならないくらいがいいと思います。

固有名詞は音のイメージを事前に持つ

架空の製品名等の固有名詞が出てくる場合があります。
この固有名詞は設問で重要なポイントとなる事が多く、事前に分かっていないまま音声を聞いてしまうと「よくわからない聞き取れない単語」になってしまいます。結果的に全体的な流れを把握できなくなることもあります。

この場合、設問に固有名詞が書かれている場合が多いので、固有名詞を見つけたらその音のイメージをして、リスニングに備えましょう。
固有名詞の見つけ方ですが、固有名詞は “大文字+数字” や、文章の途中でも “頭文字が大文字” になっているので、結構目につくと思います。

長い会話文の聞き方 無音シャドーイングと起・承・結

音声は長めの会話です。わーっと流れてしまい何も頭に残ってないという状態にならないようにしたいです。
そこで、どこにかに集中して聞くよりも、全体感を把握するようにつとめましょう。

メモを取る人もいますが、メモを取っている間にも話が流れてしまいますし、メモを取らないと覚えられない程複雑で長い文章でもないので、私はメモを取る事はすすめません。

なるべく頭に残る様に、私はシャドーイングをします。シャドーイングというのは、音声の少し後についていき、自分も口を動かす事です。テストなので実際に声には出せませんので、口だけ動かす無音シャドーイングをします。
少々訓練が必要ですが、慣れると単純に聞くよりも自分で話す(ように口を動かす)ため、より脳を使い記憶に残りやすくなります。

また、中級者以上であれば、会話をざっくりと「起・承・結」の三つに分けるイメージをするといいと思います。三つに分ける意識をする事で、会話の流れを捉えやすくなります。

シャドーイングも起・承・結も慣れが必要なので、できるだけ公式問題集を使って練習すると良いでしょう。
別の問題集でも良いですが、問題の傾向が多少異なるものも少なくなく、注意が必要です。何はともあれ、はじめは公式問題集を使う方がいいです。

3人の会話のケースでも難しさはそれほど変わらない

会話が3人で行われるケースもあります。2人の会話よりは難しいので、後半に出てくると思いますが、実は難しさは2人でも3人でもそれほど変わらないと思います。
公式問題集では音声が流れる前に “conversation with three speakers” のように流れます。事前に「3人の会話」と分かるので、3人でてくるんだなと思っておけばいい程度だと思います。

絵や図が印刷されているケースでは、対応関係に注意

設問の他に、絵や図が印刷されている問題があります。絵や図には、多くの場合「果物と値段」のように、何かと何かの対応関係が書かれています。

例えば、図には「バナナ $3, リンゴ $1」と描いてあり、女性がバナナを買いたいと言っている場合、「女性はいくら払うか?」のような設問が出ます。

このように、「音声の内容→絵・図の対応関係→回答」、と言った流れで情報を追って回答する事になります。
ですので、あらかじめ絵・図の中の対応関係を見ておくといいです。

絵・図を見るときは下記のポイントに注意しましょう。

  1. 絵・図のタイトルを見て何を表すものか確認
  2. 何と何の対応関係が書かれているか確認

まずはタイトルを見て、何について書かれているか把握すると時間の節約になります。また、対応関係は全て覚える必要は無いので、音声を聞きながら「バナナの事を話しているんだな」と聞ければいいと思います。

ただし意地悪なケースもあり、スピーカーは「売り場にリンゴしか無いんだけど、他に果物ないの?」のように、暗にバナナを探していると言うこともありますので注意しましょう。

Part4 リスニング 30問

Part3と似た形式の問題ですが、流れる音声は会話ではなくアナウンスや留守電のメッセージ等のように1人がずっと話し続けるところが違います。

話し手が1人ですから音声に抑揚がなく眠くなります(笑)。がんばって聞き取りましょう。

対策もPart3と同じ様にすればよいと思います。

一点だけ大きく異なる点として、Part 3 よりも図・絵が複雑な印象があります。
例えば、簡単な地図や何かの伝票等で、対応関係よりも複雑なケースがあります。

ぱっと見、何の事が書かれているのか一瞬では分かりにくいこともあるので、

  1. 絵・図のタイトルを見て何を表すものか確認

する事がとにかく重要です。

また、音声を聞きながら図表に書かれている単語を目で追って行くことも必要です。
音声を聞きながらシャドーイングして、絵を目で追っていく忙しい問題ですが、これが解ければ点数にも響きますので、公式問題集で訓練しましょう。

コラム Part3, Part4で時間が足りない?

Part3, Part4 では音声が流れる前に設問や図・絵に目を通せている事が理想です。
ですが、実際はかなり時間が足りませんよね?そんな人のために時間をつくるためのちょっとしたコツを紹介します。

前の問題は早めに解く

会話やナレーションが流れた後、設問と選択肢も音声で流れますが、別にそれに合わせて解く必要はありません。
会話やナレーションが終わったら、さっさと問題を解いてしまいましょう。

「会話の中で”〜”と言っているが、何を意味しているか?」という形式の問題は後でも解けるかも

会話やナレーションはちゃんと聞けているんだけど、”〜”の文の意味が分からない、という場合、”〜”の部分は後から読めるので、リスニング問題が一通り終わった後に見直す事もできます。さっとチェックだけつけておいて、次の問題の準備をする事もできます。
しかし、会話やナレーションの内容を忘れてしまうリスクもあることに注意しましょう。

ページをめくる時の時間を上手くつかう

問題冊子のページをめくる時に、ご丁寧に少し時間の空きがあります。
この時間に体制を整えて、次の問題の準備をしましょう。

やっちゃダメな裏技

リスニングの問題は、受講者みんなが同時に同じ問題を解いているので、Aが正解ならばAのところでカサカサと鉛筆の音が聞こえますね。

正解ともかぎらないので、そんなことを気にしないで試験に集中しましょう。

Part 5 リーディング 30問

Part5からはリーディング問題です。ここから先は音声はなく自分のペースで進められます。

Part5は短い文の空欄を埋める問題です。選択肢は4つで、文法の正確さや単語の意味を問われます。

Part5の1問にかける時間は30秒!

30問ありますが、あまり時間を掛けずにテンポよく解きましょう。1問にかける時間は30秒をコンスタントに、速ければ20秒が目標です。

しかし、全部読んでいてはそんなに速くは解けません。そこで効率良く解く方法を紹介します。

選択肢から見る

Part5の問題はいくつかのパターンに分類できます。パターンを見分けるためにもはじめに、選択肢から見ましょう。選択肢を見るとだいたいパターンをつかめます。(パターン毎の解き方は下で説明します)

選択肢を見た後は空欄の周辺を見ましょう。この時点でいくつかの問題は解けてしまいます。

ただし、意味を問われる問題は文全体を見ないと分からない場合があります。その場合は、文章全体を見るしかありません。

まとめるとPart5の解き方は下記のステップになります。

  1. 選択肢を見る
  2. 空欄の周辺を見る
  3. 解ける問題はここで解く
  4. 文全体を読んで意味を理解
  5. 問題を解く

ステップ3で解ければ、速ければ10秒や20秒を狙えます。なるべく少ないステップで解く様にしましょう。

次からはパターン毎に解き方を説明します。

パターン1 よく出る構文は覚えて反射的に答える

TOEICによく出る構文があるので覚えましょう。

  • “both A and B” : 「AもBも両方」
  • “either A or B” : 「AかBのどちらか一方」
  • “neither A nor B” : 「AもBのどちらでもない」
  • “not only A but also B” : 「AだけでなくBも」
  • “A as well as B” : 「Bと同様にAも」
  • “If 〜, then 〜” : 「もし〜なら〜」

最後の “IF 〜, then 〜” について、特に then をつけなくても文法的には正しいので見落としがちですが、then をつける用法もあるので覚えておきましょう。

パターン2 動詞の変形

下記のような選択しの場合は動詞の変形を問う問題です。

(A) produce
(B) produced
(C) producing
(D) produces

このケースでは、まずは下記の点を注意しましょう。

  • 時制は一致させる (yesterdayがあれば過去等)
  • 名詞が単数か複数か
  • by 〜 が後ろにあるなら受動態
  • since, for など現在完了形と使われる副詞があれば現在完了系

このパターンの問題では、選択肢と空欄の前後を確認すれば解けるケースが多いです。

パターン3 動詞の変形 応用編

動詞の変形の応用編として、「分詞の形容詞的用法」と「分詞構文」には気をつけましょう。

「分詞の形容詞的用法」とは、名詞の後に”〜ing”や”〜ed”のように、現在分詞や過去分詞が続き、名詞を修飾する例です。

例1) He likes the new copier producing beautiful color prints. 「彼は、きれいなカラー印刷をしている新しいコピー機を気に入っている」
例2) He likes the new copier produced by ABC company. 「彼は、ABCカンパニー製の新しいコピー機を気に入っている」

ここで producing/produced が空欄になっている問題がでることがあります。現在分詞(〜ing)か過去分詞(〜ed)かは、修飾される copier と動作の関係から判断しましょう。
copier が「する」のであれば現在分詞(〜ing)、copier が「される」のであれば過去分詞(〜ed)です。

「分詞構文」とは、従属節と主節の主語が同じ場合、従属説の接続詞と主語を省略する構文です。

As he surpervises many subordinates, he is a great manager.

As で始まる節が従属節、残りが主節です。(節とはSVがある固まりです)
どちらも主語が he なので、As he を省略する事ができます。その際、動詞は分詞になりますが、he が「する」のであれば現在分詞(〜ing)、he が「される」のであれば過去分詞(〜ed)になります。ここでは下記のようになります。

Supervising many subordinates, he is a great manager.

過去分詞の例はこのようになります。
While he is supervised by a senior manager, he is a great manager.
Supervised by a senior manager, he is a great manager.

この分詞構文の部分が空欄になっている事があります。そもそも分詞構文が分かってないと解けないですが、分かってしまえば、主語と動詞の関係(「する」のか「される」のか)に注意すれば解けます。

これらの問題では、選択肢と問題の前後を確認すると解けるケースが多いです。分詞構文の場合は、主語と動詞の関係が重要なので、主節の主語も確認しましょう。

形容詞の変形

形容詞の変形を問われる問題があります。比較級(-er)か最上級(-est)かを聞かれることが多いです。
このケースは、空欄の後ろに than がついているなら -er、直前に the や 後ろに among などがある場合は -est になることが多いです。

選択肢と空欄の前後を見ると分かる問題ですね。

代名詞の変形

代名詞の変形を問われる問題でs。例えば、選択肢が下記のようなケースです。

(1) they
(2) their
(3) them
(4) themselves

このパターンでは文の構成をみて、SVO等のどこの部分が問われているかを確認します。ここで、文の構文を見つけるのに手っ取り早いのは、動詞を見つける方法です。動詞が見えると文の構成は分かりやすくなります。

さて、ここからが重要です。実はこの問題ではO(目的語)の箇所や、副詞句の部分が抜けている場合が多いと思います。
逆に言うと、主語が問われることはやや少なめと感じます。上記の例では (1) they ですね。 主語は分かりやすいですからね。。。

という事で、このケースは空欄の箇所が単体で(O)目的語なのか、複数の単語で(O)を形成している句の一部なのかを判断し下記のように解くのがよいでしょう。

  • 単体でO(目的語)になる場合は通常 them
  • 単体でO(目的語)になるが、主語と目的語が同じ場合は themselves
  • 副詞句の一部ならば代名詞は their (他の単語を修飾するケースがほとんど)

代名詞の変形の応用編

myself, yourself, himself, herself, themselves, itself などは「再帰代名詞」と言います。再帰代名詞は強調で使われるケースがあるので注意しましょう。

例) They broke the machine themselves./They themselves broke the machine.

こののように再帰代名詞は、主語を強調する事ができます。あまり日本人になじみがない使い方ですよね。
    
さらに、トリッキーなことに、従属節と主節の主語が同じ場合は、従属節の主語を省略できてしまいます。上でも触れた分詞構文ですね。

While he was a famous baseball player himself, he also fostered several baseball players.
→ Being a famous baseball player himself, he also fostered several baseball players.

さらに、Being は冗長なので、これも省略することができます。(もともと従属節だったところは修飾句になります。)

→ A famous baseball player himself, he also fostered several baseball players.

日本人にとってはさらになじみが無い文章になりましたが、この himself が空欄になっている時に、分かるかどうかがポイントです。

→ A famous baseball player _______, he also fostered several baseball players.

(A) him
(B) his
(C) himself
(D) he

知らないと意味不明な問題ですが、再帰代名詞は「強調」の働きがある事、従属節の主語が省略されている事にをつければ解けます。

特に、文の構文がよくわからない場合は従属節の主語の省略を疑ってみましょう。

同じような意味の品詞

同じような意味の品詞を問う問題です。例えば、名詞、形容詞、副詞、動詞等を問われます。

(A) regret (名詞,単数形/動詞,原型)
(B) regretful (形容詞)
(C) regretfully (副詞)
(D) regrets (名詞,複数形/動詞,三人称単数)

慣れている人は空欄の次の単語を見るのが速いです。空欄の単語が後ろの単語を修飾しそうならば、答えは形容詞か副詞です。後ろの単語が名詞ならば形容詞ですし、それ以外なら副詞です。
後ろの単語を修飾していないようならば、名詞か動詞のケースが多いので、文の構成を見る必要があります。(ただし、副詞は前の動詞を修飾するケースも多いので注意)

あまり慣れていない人は文の構成をはじめに見た方がいいと思います。手っ取り早いのは動詞を見つける事です。動詞を見つけると、SV、SVC、SVO、SVOC、SVOOが見えてきて、どこが空欄になっているか分かりやすいと思います。

意味を問う問題

意味を問う問題が多く出題されます。
品詞が同じで、意味が異なる選択肢が並んでいる場合はこのパターンです。

(A) submit
(B) describe
(C) publish
(D) write

このパターンは、全体の意味を確認する必要があるので、焦らず文章を読みましょう。

コラム リーディングは時間配分が大事!


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