英会話は早くなればなるほど聞き取りづらくなりますが、その中でも紛らわしいのはの”Can”と”Can’t”です。
日本読み的には「キャン」と「キャント」ですが、まず「キャント」の「ト」をハッキリ発音しません。
人によってはどちらも「キャン」に聞こえます。
できると言っているのか、できないと言っているのか、大事なポイントがわからなくなり、会話になりませんよね。
これには聞き分け方があります。
簡単な例をあげます。
“I can eat beef.”
この場合、“can” の存在って大事ですか?
実はあまり重要ではなく、他の単語が重要です。
文脈によりますが、単に食べれられることを強調するなら “eat” が重要ですし、他の誰かが食べれれないことに対して自分は食べられるなら “I” が重要です。
豚肉に対して牛肉は食べられるなら、あとはわかりますね。
英語では、重要なところはゆっくり発音します。
そうで無いところはサッと早く発音します。
この時間がポイントです!
この例の場合、“can” は重要で無いため、サッと言います。
それは日本語で書くと「カン」や「クン」のように聞こえます。
それでは “can’t” はどうでしょう。
“I can’t eat beaf.”
この文では、出来ないということが最重要になります。
当然、文脈によって他の語も強調される場合もありますが、“can’t” は “can” よりは重要度が高いです。
そこで “can’t” は「キャン」とか「キャーン」と聞こえます。
その長さは “can” の二倍弱と思っていいかと思います。
慣れが必要ですが、この方法でしっかり “Can” と “Can’t” を聞き分けましょう!
ちなみにどうしても分からない時は、自分から確認するのも有効ですが、“can” を使って聞いても堂々巡りになりがちです。
その場合は “be able to” を使うと間違いが少ないです。
“Do you mean you are able to do that or not?”
などと聞くといいでしょう。
また、自分から言う場合は、“can” は「クン」とサッと言うか “will” などで代用しましょう。
“can’t” は使わず “cannot” のようにと「ノット」を強調して言えば間違いが少ないです。