2年間の英会話実体験をもとにレアジョブを評価
私は英語は得意でもなんでもなく、社会人になったばかりの頃に初めて受けたTOEICのスコアは300点とひどいものでした。
そんな私が一念発起してMBA留学を目指すのですが基本的な会話のスキルはレアジョブを利用して勉強してました。
期間にして二年間は英語に集中して勉強してました。TOEICは最終的に800点を越えました。
オンライン英会話はいろいろ試しましたが、レアジョブは長く続けられ一定の効果があったと思います。
ただし、もっとこうだったらよかったと思うところもあります。事実、レアジョブでかなり話せるようになったにもかかわらず、留学中に「なぜか話せない」という失敗をしました。
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ここではそんな私の実体験からレアジョブの良い点、悪い点をまとめ、レアジョブを使う場合の注意点や、勉強法を紹介します。
2年間の実体験をもとにしているので、体験レッスンだけの口コミ・評判よりもかなり中身のある情報だと思います。
目次
レアジョブの良い点
レアジョブはとにかく安い
低コストでたくさん話す時間を作りたかったので、その点はレアジョブは安くて目的に合っていました。
MBA留学のためにはTOEFL、GMAT、論文、面接とクリアする課題がいくつもありますが、それぞれの準備に専門の学校があり、結構お金がかかります(数十万円単位です)。
専門の学校で入試対策のノウハウは勉強できましたが、スタートの英語力が低い私はそもそも会話ができず、ベースのスピーキング力に不安がありました。
スピーキングはTOEFLで日本人が最も点数が出せない分野ですし、面接でも当然チェックされます。
仮に合格できたとしても、MBAスクールでネイティブとディスカッションをすることになるので、あまりお金を掛けずにとにかく英語を話す練習が必要でした。
レアジョブは100円ちょっとでレッスンを受けられ、しかもマンツーマンなので自分が話す時間が長くとれるので、自分の目的にとても適していました。
いろいろお金がかかっている中で、レアジョブを長く続けられたのは安いからこそだったと思います。
教育水準が高い講師が多く話していて面白い
格安オンライン英会話は講師の質が気になるところですが、実は学があるかどうかは話してみると結構感じとることができます。
オンライン英会話を選ぶ時に、無料体験のはしごをした時の話です。
別のスクールでネイティブと言うだけで教えている講師に当たったのですが、その人の話す内容は身の回りのことばかりで面白みが無いものでした。
そんな人はモチベーションも低く、Webカメラの向こうで何かを食べながら教えてました。
一方レアジョブはフィリピン大学の講師が多いです。
フィリピン大学は国内では名門です。ですが日本の有名大学には及ばないので不安を感じるかも知れません。
しかし考えてみてください。自分の住んでいる国の中のトップの大学を志し、そこで勉強できるということは、相当なレベルで思慮深く人間力があります。
20代前半の講師に「自分にとっての人生は国際化社会に貢献することで、英語の先生として成功することが夢だ。そのために英語の教え方を学んでいる」と迷いなくハッキリと言われたことがあります。
私はそんなにはっきりと自分の人生の目標を言えるのかどうか、考えさせられました。
ただ英会話の勉強をするよりも、話していて面白い、興味深いというところが、英語で物事を考えられるようになるのに効果的だったと感じます。
ちなみに優秀な大学に入っているいい人材なら、格安のオンライン英会話よりももっといい仕事があるのでは?と思うかもしれませんが、フィリピンは労働者の職業の半数以上が、オンラインの仕事です(コールセンターなども含みます)。
ですので、オンライン英会話と言うのはかなりまっとうな仕事なのです。
講師の数が多く何人もお気に入りを見つけられる
オンライン英会話が流行り出した頃からレアジョブは講師の数で群を抜いてました。それは今でも変わりません。
レアジョブは幅ひろい層の講師を大変多く抱えている点が良いと思います。
哲学的な小難しい話が好きな講師もいれば、ビジネス経験のある講師、ドラマなどの流行りのことが好きな講師、大恋愛真っ只中の講師、はたまた、子育て中で日々子供相手に苦戦している講師など、本当に様々です。
私の場合は、自分の価値観に合っている講師が何人も見つかり、ストレスなく英会話を楽しむことができました。
マンツーマンのオンラインの英会話では、相性の合わない講師だと本当にストレスを感じます。
勉強した気になってたけど、よくよく振り返るとただ単にストレスを受けただけと言うこともあります。
単純に講師の数が多いということは、それだけ自分に合う講師を見つけやすいと思います。
レアジョブは独自教材が充実
オンライン英会話利用者にとってネックになるのは、実はインプットでありそれを補うのが教材です。
英会話力を向上するためには、話す内容を自分で組み立てることが求められますが、効率良く語彙やイディオム、表現方法をインプットする必要があります。
オンライン英会話では話すことはできるので、アウトプットの練習にはなるのですが、教材がおろそかだと英語表現の幅が増えず、いつまでたっても表現力が上達しないということになりかねません。
(話はそれますが、同じ理由で効率よく上達するためにはインプットの自己学習は必須です。)
その点でレアジョブの教材はかなり充実していてインプットには困りません。
実は私が使い始めた頃、レアジョブの教材は他のオンライン英会話と比較してもあまり変わらないかなと思ってましたが、その後どんどん増えてて、今でも更新を続けているようです。
私は文法はいくらか良い方だったのですが表現方法を知らなかったので、レアジョブの教材はとても参考になりました。
フリーディスカッションをする時は必ず自己学習で3レッスン分くらいの教材に目を通し、知らなかった言い方を積極的に使うようにしました。
難しくないので、寝ながら何となく眺めているだけでも語彙を覚えられました。
そうすることで、どんどん自分の中に表現方法の棚が出来上がってきて、あるときスラスラと言いたい事を言えているという状態に気づきました。
英会話学習者は、あるとき急に話せるようになった、とよく言いますが、本当にその通りだと思います。
レアジョブの教材は無料で、かつ、かなりのボリュームがあるのでお得感もあります。
無料体験レッスンをするだけでも教材を見れるので、ぜひ見てほしいです。
カウンセリングで勉強の仕方を教えてくれる
レアジョブでは、他のオンライン英会話にはあまりない「カウンセリング」を受けられます。
英会話を勉強していると、必ず何かしらの「壁」にぶつかります。
「壁」は人によって様々なものがあります。
- 簡単な文なら話せるがディスカッションできない
- 講師の言うことは聞き取れるがTOEICで聞き取れない
- 新しい単語を覚えられなくなってきた
- マンネリして最近レッスン回数が少なくなってきた
私は難しい英文の聞き取りが上達せず困ってました。
レアジョブにはそんな相談を出来る「カウンセリング」があります。カウンセリングは、日本人ベテランが担当してくれて、具体的な勉強法を教えてくれて、自然と「頑張るぞ!」と思えるようモチベーションもあげてくれます。
レアジョブのカウンセリングは、無料体験中には無料で受けられます。ありがちなカウンセリングと称して営業をするようなことはなく、自分のペースで出来る勉強法を教えてくれるのでかなり好感を持てます。
無料体験後は、有料の「あんしんパッケージ」で受けられます。あんしんパッケージを申し込むと「スピーキングテスト」を安く受けられるのでお得感もありますので、利用する場合は併せて申し込むのが良いです。
予約システムが使いやすい
当時私は残業が多かったので、平日の決まった時簡に英会話スクールに行くということが難しく、その結果オンライン英会話を選びました。
夜の時間も不規則で、レッスン予約の時刻を変更することもしばしばありましたが、レアジョブは直前でも予約・キャンセルができるのでとても助かりました。
レアジョブでは予約はレッスン開始5分前まで、キャンセルはレッスン開始30分前までできます。
例えば、「今日は家に帰るのが遅くなるけど、これから30分くらいならなんとか仕事から抜けられる」という時に、スマホで5分後に開始するレッスンを予約し、スマホでSkypeを使いレッスンする、とうこともできました。
その時は職場の会議室でオンライン英会話のレッスンをうけていたので、他の人から見るとちょっと異様だったかもしれません。
ちなみに、他のオンライン英会話では予約・キャンセルは前日まで、という制限があったりします。このオンライン英会話を使っていたこともありますが、仕事の状況によっては、泣く泣くレッスンを捨てることもありました。
スマホのSkypeのコールが鳴って、「今仕事なのででれない」と返す時は悲しいものがあります。
レアジョブではそんな悲しい事は起こらなくなり、不規則な生活の中でも柔軟にレッスンを入れることができ、英会話レッスンが長続きする要因になったと思います。
レアジョブの悪いところ
講師はフィリピン人に限られてしまう
前述の通り基本的に質は高いのですが、フィリピン一色というところが最大のネックで大きな落とし穴だったと、今では思います。
フィリピン人の語学力は高いので、「英会話力」を身につけることはできました。
ではなにが問題だったのでしょうか?
それは「異文化コミュニケーション力」でした。
いつもフィリピン人と話しているので、フィリピン人とは話せますが、話し方のリズムや話の構成、身振り手振りが違う文化の人とは話せるようになるには、もう少し訓練が必要でした。
結局、さまざまな国の人と話す事が重要だと思います。
これは留学してから気づいたのですが、遅すぎたことを悔やみました。
今ではその教訓を生かし、様々な国の講師と話せるオンライン英会話を使ってます。
社会人歴が浅い講師が多い
優秀ですが、やはり学生が多いです。夢は語れますが、経験はなかなか語れないなと思うことはありました。
日常会話なら問題はあまりありませんが、ビジネス英会話だと講師に経験が無く薄っぺらいレッスンになってしまうこともあります。
また、若い男性講師に多いと感じましたが、ドタキャンが皆無ではありません。
あまりないのですが、あると気分が悪いものです。
先生が豊富なので、臨機応変に自分に合った人を選びましょう。
稀に訛りが強い講師がいる
講師の数が多いので、本当に稀ではありますが訛が強い人がいることも事実です。
しかし、レッスンの事前に音声で確認できるのであまり問題ではなかったと思います。
一方、今外国人と仕事をする時に強く感じるのですが、英語を話す人は当然ネイティブばかりではないので、訛は英語の一部だと思います。
今発展しているアジア諸国の人たちと英語を話す事を考えると、訛のある英語を理解する重要性は確実に増しています。
初心者の人は訛の無い英語で勉強する事を薦めますが、ある程度話せるようになったら、時折いろんな訛の英語を聞くことが効果的です。
一回25分ではインプットの時間がない
教材のところでも話をしましたが、オンライン英会話ではインプットがネックになります。
レアジョブに限らず、ほとんどの英会話は1レッスン30分前後なので、レッスン中にインプットをする時間が限られます。
ですので、主に語彙やイディオムや表現方法などのインプットの自己学習は必須です。
自己学習した内容を、レッスンで意識してアウトプットするようにするのが効果的でしょう。
講師の自宅から接続
レアジョブの講師は自宅からインターネットに接続しています。
これによる弊害は少なからずあります。
まずはインターネット環境が貧弱な為に、通話が安定しないという問題があります。
数年前は「ちょっと声が聞こえないから掛け直してみるね」のような事がよくありましたが、最近ではフィリピンのインフラ整備が進み、そんな問題をあまり聞かなくなりました。
たまに遭遇するかもしれない程度と思ってもらえればいいと思います。
また、救済措置として、あまりにひどくてレッスンにならない場合は、振替レッスンとしていつでも使えるレッスンチケットをもらえるので、あまり心配はありません。
もう一つの弊害は、講師が自宅にいる事により、レッスンに集中しない場合があることが考えられます。
「考えられます」と表現したのは、私自身はレアジョブではこういうケースに遭遇しなかったのですが、可能性が無くはないかな思ったためです。
実際自宅にいたら、突然の来客とかありえますよね。(私は経験しませんでしたが)
レアジョブには救済措置がありますし、講師の対応があまりにひどい場合は講師にペナルティがあるはずなので、そこは講師もちゃんと対応するので、あまりひどかったらちゃんと報告しましょう。
レアジョブを使う時の注意点
試験対策としての使い方
レアジョブだからダメという話ではなく、レアジョブはTOEIC, TOEFLにかなり対応しているので、逆にその使い方に注意した方がいいという話です。
まず、試験には対処方法があります。
日本人には日本人が考える対処方法が効果的です。なぜなら日本人の英語の学び方に特徴があるためです。
TOEICは試験対策がかなり効く試験なので、専門の学校に行って日本人に教えてもらったり、日本人が書いた書籍を使うのがよいと思います。
また、試験問題はTOEIC公式問題集が一番本番の問題に近いので、実践練習としてはTOEIC公式問題集を解きましょう。当然答え合わせのあとの見直しが重要です。
公式問題集は Vol.1 から Vol.6 まであるのでそれを全部やり、それでも足りなかったらレアジョブの教材に手をつけていいでしょう。
レアジョブのTOEIC教材はとても豊富(初級、中級それぞれで200レッスン分)で、ネイティブの音声を使ったリスニング試験の問題もあるので、練習になると思います。
私はこのやり方で800点を越えました
TOEFLについては、レアジョブはスピーキング対策として考えましょう。
TOEFLスピーキングは、問題を与えられた後に短い時間で話す構成を考え、話しながら内容を充実させていくことが求められます。
まさに会話で必要な瞬発力的な力が試されるのですが、その瞬発力を鍛えるのには場数を踏むしかなく、レアジョブは場数を践む場として適していると思います。
講師にちゃんと本番さながらのタイムキーピングをお願いして、常に緊張感を持って練習するとよいでしょう。
また、TOEFLスピーキングはマイクに向かって独り言を言う感じの雰囲気なので、日本人にとっては妙に恥ずかしく、はじめのうちは一言も話せないということにもなりかねません。
それに慣れるのにも時間がかかるものですが、レアジョブで1ヶ月も練習すれば、比較的早くTOEFLの雰囲気に慣れる事ができると思います。
レアジョブでの成果
ここでは2年間の英語学習の中でレアジョブを長期利用した成果を振り返りたいと思います。
スピーキング
フィリピン人とのスピーキングのスキルは格段に上がったと思います。
英語学習を始める前はまず外国人を相手にすると口が開かず、言ってることがわからないけどとりあえずニコニコしてうなずくだけでした。
英会話を始めてからは、まずビビることがなくなり、相手の話していることに耳を傾け、自分の考えを言える姿勢を取れるようになったと思います。
わからないところはわからないと聞けばいいですし、仕事でも外国人相手に一人でミーティングを持つことができるところまでいきました。
また、アイスブレイクやジョークを交えて話せるようになり、そこそこスムーズな会話ができていると思います。
ただし、会話の相手によるところが大きいのも事実です。
非常にざっくりというと、アジア系の人とならば自然に話せるのですが、欧米系の人とは会話に苦労します。
アジア系でも、中国やインド系も難しいと感じます。
これはいろいろな国の人と話すリズムが身についてないためだと思いますが、レアジョブでは講師がフィリピン人と限られているためだと思います。
全世界の講師からレッスンを格安で受けられるオンライン英会話とは?
リスニング
会話でのリスニングはかなり力がついたと思います。
しかし、やはり欧米人の英語は聞き取りも多少弱いと感じます。
レアジョブのでのリスニングは基本的に会話に中心ですが、会話にはある程度決まったパターンや流れがあり、回数を重ねるとその感覚が自然と身についてきます。
相手がフィリピン人ならば、次に言うことの内容を無意識に想像しながら会話するので、相手がフィリピン人100パーセント正確に聞き取れなくても話が分かる感覚があります。
しかし、他の外国人ですと話の流れを読めなかったりすることが結構あると感じます。
他方で、映画やニュースはスピード、長さ、独特の言い回しなどがあるので、また別の練習が必要だと思います。
リーディング
リーディング力もそこそこに上がったと思います。
文章の内容によりますが、辞書を駆使して頑張れば読めるレベルから、辞書がなくともあまりストレスなく読めるくらいにはなったと思います。
もちろんレアジョブだけのおかげではないのですが、レアジョブの教材の効果も大きかったと思います。
教材についている英文を読むことで、自然と語彙と表現方法を学べました。
ただし、教材の英文は短めで、数分で読めるものなので、もっと長い文章を読む練習は別にやるべきだと思います。
ライティング
ライティングについてはレアジョブで向上したという感覚はありません。
お願いすればライティングの添削などもしてもらえるのかもしれませんが、私がしたライティングといえば、Skypeで挨拶のメッセージを送ったくらいでした。
会話と文章は求められる要素が異なり、文章でのミスや不適切な表現は非常に目立ちます。
英会話ができるからと言って、ライティングができるとは思わず、ライティングは別の方法で学習すると良いでしょう。
TOEIC
TOEICは人生初のTOEICで300点台をとってから最終的に800点台まで伸びました。
私はTOEIC試験対策としては、上述の通り日本人が書いた書籍で試験対策を学び、TOEIC公式問題集を解くことを主にしていたので、そういう意味ではレアジョブの貢献度を測るのは難しいです。
しかし、ベースの英語力は毎日(休む時もありましたが)レアジョブを続けることで向上できたと思います。
TOEICは英文、音声の分量はそれほど多くないですし、内容も日常的なものなので、ベースの英語力向上でTOEICのリーディング、リスニングへの効果があったと思います。
TOEFL
TOEFLは、完全にスピーキングにしか効果はないと思ってましたし、そのように利用していました。
多くの日本人が言われているように、そもそもTOEFLスピーキングの点数を上げるのは至難であり、私も目立った点数アップがなかったです。
TOEFL専門の学校に通っても高得点は難しいと言われる中、私の点数が伸びなかったのはレアジョブの効果が無かったとは言えないかなと思います。
ただし、TOEFLスピーキングの環境に比較的にすぐ慣れるのにレアジョブは役立ったと思います。
TOEFLスピーキングはすぐ隣に他の受講者がいる環境で、静まり返っている状況の中でマイクに向かって一人で話すと言う、かなりやりづらいものです。
レアジョブもマイクに向かって話すのは同じなので、講師にちゃんと時間を見てもらって、本番さながらの訓練をすれば慣れます。
スピーキング以外の科目に関しては、専門の学校でなければ対策は難しいと思います。
レアジョブを使った成果のまとめ
会話については、全く話せないまたは言えても単語しか出てこないレベルから、一人でプランの無い海外旅行に行って現地でそれなりに対応できるレベルになりました。
仕事でも、多少不安はありますが、一人でも打ち合わせができます。ただし、欧米系の人との会話や、重要な商談等はまだ1人ではできないかなと思います。
最終的にアメリカへのMBA留学をしましたが、ディスカッションをする時の会話力はレアジョブで練習したものがベースになっていると思います。
リーディングに関しては、例えば調べものをしてて英語のサイトが出てきたときに、英語を読む事に抵抗が無いくらいになりました。
本を読むのは日本語よりも時間がかかり、読み切るにはちょっと忍耐がいるかなというレベルです。
試験については、直接的に大きな影響が出たかどうかの判定が難しいのですが、結果的にTOEICは満足いく点数を出せました。
振り返ると、レアジョブが効果を発揮した理由は、当時は先生の良さやシステムの使いやすさ等いろいろありますが、それらが総合的に良かったため無理なく長続きできたことが一番だと思います。
ただし、今もしあの時の状況でまたレアジョブ選ぶかというと、ちょっと微妙です。
今は各社さらに良いレッスンを格安で提供しているので、絶対にレアジョブがいいとは言い切れません。
オンライン英会話は無料体験レッスンを受けられますし、対面の英会話スクールも体験があります。
たくさん体験レッスンを受けてみて、自分にあったものを見つけるよう努力することが大切だと思います。
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一日「25分」か「50分」か「100分」か。レアジョブのコースはどれがいいのか?
これからレアジョブを始めるひとはプランで悩むと思いますので、私が考える最適な勉強法とプランを紹介します。
レアジョブには下記のプランがあります。
- 毎日25分プラン
- 毎日50分プラン
- 毎日100分プラン
- 月8回プラン
どのプランがいいかについては学習のスタイルに合わせるべきだと思うのですが、私には25分のプランが合ってました。
私の考え方を紹介しますので自分のスタイルに照らし合わせて参考にして下さい。
まず、大前提として、英語力を上げるためには短期間で一気に勉強するのが効果的という事を頭に入れておいてください。
短期間というのはどれだけ伸ばしたいかによりますが、例えばちょっと話せるくらいになりたいのであれば3ヶ月間、私のように留学したいのであれば、数ヶ月から年単位になることもあります。
とにかくダラダラ勉強しない事が大切だと思います。
また、大前提に沿って一気に勉強するのであれば、一日25分の勉強量では少なすぎます。
できれば3時間、最低でも1時間は毎日勉強するべきです。
これに従うと、自分で勉強できる人は「毎日25分プラン」にして、自己学習とレアジョブのオンライン英会話レッスンを組み合わせるのがよいと思います。これは私がやったやり方です。
自己学習は、目的に合わせて勉強する必要がありますが、会話力を鍛えたいのであればえ表現方法をインプットするべきで、レアジョブの教材は適してますし、書籍等を使ってもいいです。
あまり自分で勉強できないという人は「毎日50分プラン」か「毎日100分プラン」がいいと思います。
本当にやる気があるなら毎日100分プランで一日4回のレッスンを受ければそれなりのアウトプット・インプット量にもなり効果もあるとも思います。
ただし、この場合はレッスンを受けられる時間を安定して確保できることが前提なので自分のワークライフをよく考えた方がよいと思います。
ちなみにレアジョブの料金プランは柔軟に変えられます。
「自分でどう勉強したらいいか分からないし、毎日時間を取れるのか分からないけど、今はやる気だけはある」という人は、とりあえず「毎日100分プラン」を申し込んでどこまで頑張れるか試してみてから、ダメなら料金プランを変更するのがいいと思います。
以上、私の個人的な体験談ですが、レアジョブを2年間使い続けた感想でした。参考になればうれしいです。