レアジョブは教材が充実しています。ではどんな教材があって、どう使えばいいのでしょう?
ただ淡々とレッスンを受けているだけでは、話せるようになるには時間がかかるでしょう。
ここでは英語が話せるようになるために、効果的な教材の使い方を紹介します。
目次
レアジョブ入門教材 初級の概要
この教材にはレッスン10回分が含まれています。
2回目までは無料体験レッスンと同じなので、無料体験をした人は3回目からはじめます。
入門教材なのでレッスンでよく使う表現を学ぶ内容になってます。
「レアジョブ入門教材 初級」のトピックス
- Lesson 1. What is your name?
- Lesson 2. What did you do yesterday?
- Lesson 3. Please speak more slowly.
- Lesson 4. Please hold on.
- Lesson 5. I can’t understand.
- Lesson 6. Can you hear me clearly?.
- Lesson 7. Please use the chat box.
- Lesson 8. What does_______mean?
- Lesson 9. I’m checking my dictionary.
- Lesson 10. I want to study__________.
ちなみに教材は無料登録をすると見れます。まだでしたらダウンロードしてみてください。
教材の詳細とレッスンの進み方
レアジョブ入門教材は、日本語訳が記載されてますので、全くわからなくて困惑するということはないでしょう。
実際レッスンでの進め方に沿って教材の内容を見ていきましょう。
- 表紙
- イラストと一緒にその回のトピックスが書かれています。単純に表紙ですね。
- 前回のレッスンの復習
- 前回習った表現を講師の後に続いて読みます。前回を振り返ることで、記憶がより定着するようにします。復習はこれだけでは不十分なので、話せるようになるための独自の復習法をこの後で紹介します。
- 単語 フレーズ
- よく使う単語やフレーズをインプットする章です。レッスンでは、書いてある単語・フレーズを読み上げ、発音がおかしければ修正してもらえます。この教材の内容は中学校で習うような簡単なものなので安心してください。知らなかった単語、フレーズがあったら、その場で質問すれば答えてくれます。
- 練習
- 先ほどの単語、フレーズを会話形式で使う練習をする章です。二人の会話が記載されてあり、一つひとつは短いです。講師と交互に読み上げ、単語・フレーズの練習をします。
- 表現
- 練習で出てきた表現の説明と、別の言い方、それに対する返し方をインプットする章です。同じ意味でも別の言い方ができると会話に厚みを持たせられるようになります。
- 応用
- ここまでインプットしたものを使い、長めの会話を読み上げます。レッスンでは読み上げるだけなので、あまり印象に残らない章ですが、実はここを自分のモノにするかどうかで、話せるようになるかが決まります。自分のモノにする方法は後ほど紹介します。
- 復習
- 習った表現を簡単に振り返ります。
- 挑戦
- レッスン内容に関連する質問に答えます。レッスンの内容だけで答えられるものと、簡単なひねりが必要なものがあります。この章だけ、自分で考えたことを話すようになってます。
講師によっては、途中ディスカッションを入れたりしますし、時間がなくなり途中スキップすることもありますが、レアジョブ入門教材を使ったレッスンは大まかにはこの流れで進められます。
レッスンを受けるだけでは上達しない!
さて、本当に話せるようになるためには、レッスンをこなすだけでは効果が高くありません。
それではどうするのでしょうか?
Preparation と Review です。嫌がると思うのであえて英語を使いましたが、つまりは予習・復習です。
予習はあまり時間をかけなくてもいいですが、復習はしっかりとやることが大切です。
予習の目安は 10分
予習の目的は、レッスンの流れを把握するのと、あまりにもわからないという状況を防ぐことです。
ですので、予習は簡単にで大丈夫です。
- 教材にざっと目を通して、トピックを把握
- 意味がわからない単語・表現があったら調べる
- トピックについて話せそうなセンテンスを頭の中でイメージする(簡単なセンテンスを3つくらい)
この教材は入門編なのでわからないことも少なく、慣れればレッスン開始前の数分でできるようになります。
復習の目安は30分
復習の目的は、レッスンの内容を記憶に残すことです。
ですので、下記の二つを行います。
- 知らなかった単語・フレーズ・表現をメモ
- 応用の章にある文章を暗記して言えるようになるまで覚える
2つ目気になりますよね。一見体育会系的な方法論に見えますね。順番に説明します。
知らなかった単語・フレーズ・表現をメモ
まず次の二つを用意しましょう。以降、英語学習をする限り継続して使っていくものです。
- 単語・フレーズ帳
- 英語と日本語訳だけ書ければいいです。ノートでもいいですが、後で加工して勉強しやすいようにエクセルに縦2列の表を作るのがオススメです。作った表はスマホのアプリに取り込んで使えます。
- 表現メモ
- 教材に書かれている内容や講師が使った表現について「気付き」をメモするものです。フリーフーマットで形式は自由でいいと思います。書く内容は、例えば「良い」と言う時は、good よりも great をよく使う、守護の I は省略できる、などです。
レッスンの復習では、この「単語・フレーズ帳」「表現メモ」に書き込みます。
どちらも、一回のレッスンで何個も出てくるものではなく、全く無いこともありますので気軽に続けましょう。
続ければ、気づいた時には自分だけの立派な教材ができてます。
応用の章にある文章を暗記して言えるようになるまで覚える
まず、どのくらいの分量を暗記するのかを自分の目で見る事をおすすめします。
丸暗記ほど無駄なものはない、と言われそうですが、そんな人には考えを改めて欲しいです。
まず自分が今日本語を話せるのはなぜでしょう?
それは、生まれてからこれまで見聞きした日本語が、自分の頭の中の引き出しに詰まっているからです。
英語はどうでしょう?パッと言葉が出てこないのは、頭の中の引き出しに物が詰まっていない事がその原因の一つです。
それでは、センテンスを覚えるだけでいいかというと、それでは不十分です。
なぜなら、会話は論理的な繋がりで構成されているはずで、単体のセンテンスをバラバラと覚えるだけでは、頭の中でその繋がりができ上がらないからです。
そのため、意味のある一連の英文を覚えることで、論理的な繋がりのある頭の中の引き出しを作ることが非常に効果的なのです。
ちゃんと口で言えないと会話にならないので、覚えたことは当然口でも言えるようにしましょう。
はじめはかなり苦痛です。ですが、自分の気づかないところでだんだん引き出しができていき、すいすいと覚えられるようになりますし、その頃には今よりも話せる感覚があるはずです。
予習・復習は毎回やらなくてもいい!?
予習・復習の時間を合わせると1時間、レッスンを入れると1時間30分勉強することになります。
特に、暗記は苦痛なので、毎日続けるのは大変です。
できなかったらできなくてもいいです。休みたかったら休んでも大丈夫です。
やらなかった時を気にしすぎて、レッスンすら受けなくなるのが一番ダメです。
気軽に構え、やれる範囲で続けることが大切です。