What time is it now? 「今何時ですか?」
これは誰でもわかりますね。
しかし、これに正しく返事できるかというとどうでしょうか?
例えば、今 19:29 だった場合どうでしょう。
It’s 19(nineteen) hours 29(twenty nine) minutes.ではありません。
これだと、19時間29分という時間の長さを表します。
正解は It’s 7(seven) 29(twenty nine) pm. です。
時刻の英語での言い方
まず、アメリカでは24時間表記を使います。
ですので 19時 → 午後7時 → 7pm (seven pm) となります。
また、時刻を表す「時」と「分」は特に何も言いません。
「7時」と「27分」で区切って数字を言うだけです。
ですので
It’s seven twenty nine pm.
と言えばいいわけです。
12時間表記は紛らわしい!
12時間表記にすると、12時ちょうどの時の言い方が紛らわしいので注意しましょう。
同じ12時間表記でも、日本とアメリカでは異なります。
日本語のではお昼の12時は「午前12時」または「午後0時」と言いますね。
夜の12時は「午後12時」または「午前0時」と言いますね。
一方、アメリカではお昼の12時は「12:00pm」です。夜の12時は「12am」です。
ただでさえ日本語では二通りの言い方があって紛らわしいのに、アメリカではさらにそれの逆を行くという暴挙っぷりです。
紛らわしいので、お昼の12時は “12 at noon”、夜の12時は “12 at midnight” を使うとわかりやすいです。
at を省略しても大丈夫です。
また、お昼の12:15のように「分」まで言いたい場合は “twelve fifteen noon”、夜の場合は“twelve fifteen midnight”という言い方もあります。
わかりやすいように表にしました。
日本の12時間表記 | アメリカの12時間表記 | わかりやすい表現 | |
---|---|---|---|
昼の12時 | 午前12時 または 午後0時 | 12pm | 12 noon |
夜の12時 | 午後12時 または 午前0時 | 12am | 12 midnight |
アメリカではこのように紛らわしい12時間表記ですが、ヨーロッパでは24時間表記です。
英語だからといって、必ず12時間表記ではないので注意しましょう。
余談1 非ネイティブが使うめちゃくちゃな表記
英語ネイティブではない人とやりとりをすると、16:00 のことを、16pm と言ったりします。
一瞬「?」と思いますが、特に深読みせず間違ったんだなと思うようにしてます。
もっとユニークな時間表記をする国
国が変われば、その土地の文化的な背景が色々あるものですが、タイの時間表記の仕方もめんどくさいです。
夜の7時から11時までは、「夜の1時」〜「夜の5時」のような言い方をします。
ちなみに日本語の夜の1時は「早朝1時」のような言い方をします。
外国人にとっては非常に紛らわしいですね。
pm と am の意味
am と pm どちらもラテン語の略語です。
am は 「ante meridiem」の略、pm は「post meridiem」の略です。
それぞれの意味は下記の通りです。
meridiem : 「正午」
ante : 「〜の前」
post : 「〜の後」
まとめ
アメリカ流12時間表記の方法はわかりましたね。
国によって言い方が異なるので、その国での使い方に注意しましょう。
どう言ったらいいかわからない場合は、私は基本的に12時間表記で am, pm, noon, midnight を使うようにしてます。