今日は一部では有名な Lang-8(ランゲート) を紹介します。
Facebook などのSNSをしていると海外の人と繋がりやすく、これをうまく利用して英語の勉強ができれば、と思いますよね。
しかし、いざ海外の人と繋がるとき、友達の友達とはいえ知らない人ですし、向こうがこちらに興味がなければなかなか難しいものです。
Lang-8(ランゲート)は、お互いの母国語を勉強したい人が集まっているので、例えば、日本語を勉強したいアメリカ人と友達になれます。
また、ただメッセージを交換し合うのではなく、お互いが書いた文章を添削し合う仕組みなので、ネイティブの英語を効果的に楽しく勉強できます。
それでは使い方を見て行きましょう。
無料登録
まずはLang-8(ランゲート)のページに行きます。
PCでもスマホからも登録できます。
メールアドレス、ニックネーム、パスワードを入力し、母国語と勉強したい言語を選択します。
登録したメールアドレスにリンクが送られてくるので、それをクリックすれば登録完了です。
添削して欲しい文章を投稿
画面上部にある「投稿する」ボタンをクリックします。
すると下のような画面が表示されるので、添削して欲しい文章を書きます。例として適当な文章を書きました。
さらに、オプションで、元の日本語の意味を書くこともできます。
全く意味不明の英語だと、添削者も文意を読めずに大変なので、添削してもらえません。
元の日本語意味を書いておくと、日本語を読める人なら文意を補いながら添削できるので、添削してもらえる確率が上がります。
添削者がそれを見て勉強する意味もあるので、さらに相乗効果で添削の可能性が上がるということです。
記入が終わったら投稿画面したにある「投稿する」ボタンをクリックします。
しばらく待つと、添削されます。
添削結果はこのようになります。
どこが間違っていたか分かり易いですよね。
添削してくれた人は、補足の説明も入れてくれています。
こういったコメントは嬉しいので、ありがとうポイントを送りたくなりますが、ポイントに関しては後ほど触れます。
他の人の文章を添削
次に人の文章を添削してみましょう。
「めんどくさいから添削したくない」と思うかもしれませんが、Lang-8は添削した人ほど添削してもらえる仕組みなので頑張りましょう。
こちらのボタンから添削します。
添削待ちの投稿が表示されます。
この中から添削したい投稿をひとつ選びます。
すると。下のように一文づつ添削できるようになってます。
取り消し線や赤字を使うと、修正したところが分かりやすくて親切ですね。
終わったら「添削を投稿する」ボタンをクリックして完了です。
Lポイントとは
他の人の文章を添削すると添削量に応じてLポイントをもらえます。
また、添削した人からお礼でありがとうポイントをもらうことができます。
このLポイントの量が多いほど、自分の投稿が上位に表示され、添削してもらいやすくなる仕組みです。
具体的には、このような仕組みのようです。
- 直近3日間のLポイント獲得量が多い人の投稿が上位に表示される
- 一つの文章を添削すると10ポイントもらえる
- 登録したばかりのユーザーの初め投稿を添削すると10倍もらえる
- 投稿されたばかりの文章は6倍、3倍、2倍と高いポイントがもらえる(倍率の基準は不明)
- ありがとうポイントは贈っても贈らなくてもよく、当人の気持ち次第
添削の量と質を上げると、自分の投稿も早く添削してもらえるということです。
友達申請
友達がいなくとも添削、投稿はできますが、友達の投稿は画面上に表示されるので、友達が多ければ多いほど添削されやすくなります。
また、特定の人と良い関係になれば、お互いに頻繁に教え合えるのでぜひ活用しましょう。
「その他メニュー」のメンバーを探すから、自分の学習言語に合う人を検索できます。
Lang-8の問題点
まず、添削者が言語のプロではないと言うことに注意しなければなりません。ネイティブですらなく、英語を勉強中のアジア人と言う可能性もあります。
次に添削された英語が、状況に応じて正しいかどうかがわからない、と言う問題があります。
分かりやすく日本語の例で見てみましょう。
最近雨が降り続くている。
例えばこれを素直に直すと、
最近雨が降り続いている。
に直されると思います。
日本語として間違ってなさそうですが、こんな表現は実際あまり使わず、最近雨の日が続いている、等の方が自然です。
添削された文章の表現は、どうしても添削前の文章を引きずる形で残ってしまう傾向があります。
優しい人は別の言い方を教えてくれたりもしますが稀です。
こういった問題があるので、公式な文章やホームページに載せる英文は、プロにお願いした方が良さそうです。
まとめ
問題はありますが、カジュアルに簡単に英語表現を勉強すると言う点ではかなり優れています。
気になった表現が思いついたらすぐに投稿して、勉強に役立ててください。