今回はちょっと痛い話。
英会話を勉強している友人と話していたところ
「娘(4歳)が肘脱臼してすごい大変だった。医者に行ったらすぐ治ったけど。でも脱臼って英語でなんて言うんだろうね。レアジョブの先生に話そうとしてうまく伝えられなかった。」
という話を聞きました。小さい子どもなのでびっくりしたでしょうね。でもすぐに治ってよかったです。
ところで脱臼は英語で何というのでしょうか?
関節は “joint” ですね。よく「骨が外れる」と言うので、“Separated Joint” でしょうか?ちょっと違います。
脱臼を意味する英語は “dislocation” が正しいです。
否定を意味する “dis-“ と 位置を意味する “location” がくっついた単語なので、直訳は「正しくない位置」と言う感じですね。
日本語では「関節が外れる」と言いますが、英語では「骨がずれる」と言うニュアンスなのでしょう。
考えただけで痛々しいですね。
ちなみに、肘脱臼は関節がまだちゃんと出来上がっていない小さな子供に多く、子守りをしている人が腕を引っ張った時になる事が多いです。
そのため、5歳以下の子どもの肘脱臼は(やや古い言い方ですが) “Nursemaid’s elbow” 「子守女の肘」とも呼ばれます。
その土地の文化背景を受けて言葉ってできていて面白いですね。
小さいお子さんのいる親御さんは “Nursemaid’s elbow” には気をつけましょうね。